世界は村上春樹をどう読むか

世界は村上春樹をどう読むか

世界は村上春樹をどう読むか

いま世界でもっとも愛読されている現代作家、村上春樹。日本人の知らなかった一面が浮かび上がる画期的なシンポジウムの全記録。
 三島や谷崎、大江といった日本の文学作品はいわゆる「日本的なもの」としてや、エキゾチズムとして読まれている。しかし村上春樹は「日本的なもの」として読まれておらず、風の歌を聴けを始めてよんだときに僕が感じたように、「日本的でない」ことを世界中の人が感じていることが面白かった。
★★★