屋根裏の散歩者 江戸川乱歩

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

下宿屋東栄館の屋根裏を歩きまわるのはだれか?それは犯罪嗜好癖をもつぶ気味に男・郷田三郎であった。かれは天井裏の小さな節穴から毒薬を落とし、下に寝ていた同宿者のひとりを殺した。自殺としてかたづけられようとしたこの事件を、郷田三郎が犯した奇妙な犯罪と見破った明敏な推理力の持ち主こそ、しろうと名探偵明智小五郎であった。おなじみ明智小五郎探偵が登場する傑作中編「屋根裏の散歩者」はじめ7編の秀作短編を収録し、江戸川乱歩の妖美な世界を構成する傑作集!


『目羅博士の不思議な犯罪』がお気に入り。
★★★