頭がいい人、悪い人の話し方 樋口裕一

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

何気ない会話に、その人の知性が現れる。難しい議論をしたわけではない、他愛のない世間話をしただけなのに…。社会に出れば話し方ひとつで、仕事ができるかどうか判断されてしまう。本書では、巷にあふれる愚かな話し方の実例をあげ、その傾向と対策を練る。
 紹介されている実例が頭悪すぎる。表層的な頭の悪さはいちいち本にしてまで言わなくても、誰でもわかるだろという印象。そしてキャッチーなタイトルとは裏腹に「頭がいい人」の話し方は書かれていない。その衝撃を例えるなら「表紙に描かれていた主人公のライバルっぽい人が戦わないで観客席に座っていた(byジャガーさん)」のと同レベルの衝撃。200万部も売れるなよ!