ふわふわ 村上春樹

ふわふわ (講談社文庫)

ふわふわ (講談社文庫)

ぼくは世界じゅうのたいていの猫が好きだけれど、この地上に生きているあらゆる種類の猫たちのなかで、年老いたおおきな雌猫がいちばん好きだ。―ふわふわとした、みごとに美しい毛をもつ猫が教えてくれる、いのちあるものにとってひとしく大事なこととは?あなたのなつかしく温かい記憶がよみがえる。

 ねこといっしょに暮らしたくなる本。ふわふわであったかくて……
 ところで昨夜夢を見た。誰の子かわからないけど、僕はとても愛らしいあかちゃんを見ている。とてもかわいい。たまらない。僕はあかちゃんのほっぺたにそっとさわる。……僕の忘れていたやわらかさ。ぷにぷに。ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに……
 僕は朝までもみ続けていた。

何かに病んでるな俺w

★★★