あのネーミングはすごかった! 安田輝夫
- 作者: 安田輝男
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: 単行本
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好きなネーミングをあげてみる。
「おばあちゃんのぽたぽた焼き」
おばあちゃんが郷愁を誘い、ぽたぽたと砂糖醤油が落ち、いい焼けた香りが漂ってくるのが想像できる。エクセレンッ!
「無印良品」
ノーブランドなのに確かな品質。ノーブランドといいながらブランド化してしまっているところがスゴイ。
「お口の恋人・ロッテ」
若きウェルテルの悩みの主人公シャルル・ロッテにあやかってつけられたそうだ。ロマンチック。
「初恋の味・カルピス」
あの甘酸っぱさをうまくとらえた表現。
「5時から男のグロンサン」
日本一いい加減な男、高田純次とベストマッチ!
「私はすぐにナオリタガール」
ノーシンのキャッチフレーズ。ナイナイのANNでいまだにネタにされる。
「全部脱いだ後に着るベネトン」
コンドームのキャッチフレーズ。なぞなぞみたいでうまい。やまだく〜ん!
「おいしい生活」
ご存知C級コピーライター糸井重里の名キャッチ。百貨店の新しい形を提唱。
「パスポートサイズ」
スマートでかっこいい、それでいてズバリ言い得ているネーミングだと思う。
「バザールでござーる」
A級CMプランナー佐藤雅彦氏が企画。ダジャレを企画として通すのは勇気のいる決断だろう。濁点が音として強いし語呂がいい、と押したそうだ。
ピタゴラスイッチはすばらしすぎる。
「風景サラダ、北海道」
全日空のコピー。北海道の美しい景色やおいしいものが詰め込まれたコピーだと感じる。
「駅前留学」
ひとことでNOVAのシステムを表せている言葉。
最近の商品ですごかったのは「QOO」。低果汁のジュースでオレンジを前面に押し出すことなく売れて定着したのは、ネーミングとあのキャラとCMのすばらしさに起因していると思う。
名前はモノに命を吹き込むのです。
★★★