平成攘夷論 小林よしのり
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/11
- メディア: 単行本
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1952年、アメリカで「余剰農産物処理法」が成立するやいなや日本でただちに「学校給食法」が成立。これによりパン食文化が始まる。マスコミもパン・肉・乳製品の優秀さを喧伝。日本人の1人あたりの米消費量は1970年からの30年間で30%も減った。民族の主食がこれほど変化した例は世界中にも他にはない。
米のバッツ農務長官は「食料は武器であり、国際交渉の有力な道具だ。」と明言。アメリカは1発のっ銃弾も使わずに日本の生殺与奪の権を握りつつ、都合の良い「在庫のはけ口」を確保し続けている。この状態を永遠に保つため、アメリカはどこまでも日本の食文化と農・漁業を破壊していくだろう。1995年のエイズウイルス入りの血液製剤だって、アメリカ側が「在庫品のはけ口」として日本を利用したのである。
★★★