恋はいつも未知なもの 村上龍
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1991/04
- メディア: 単行本
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「まだ、考えがまとまらないから、うまく言えるかどうかわからないけど、ラブソングってやつについて考えてたんです、甘いラブソングもデビッド・リンチみたいに使うとどんなサウンドイフェクトよりもアブノーマルで怖くなっちゃうわけですよね、すると、これは言うのも恥ずかしくなるくらい当たり前のことなんだけど、変化したのはラブソングじゃなくてボクたちだってことでしょう?ラブソングは、単純なワードをつかる、ボーカルがそのワードにニュアンスと表情と意味を与える、でも聴く人の中にそれに対応するコードがないと、単純なワードなだけにどんなにでも変化する」
それは、キューピー人形が演出によって怖くなるのと同じだよね、
ジャズの本当の良さはまだ俺にはわからないね。
★★★